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HETAREDREAM

夢のあるヘタレが世界で活躍する起業家になるまでの物語

第七話 転機

Take the first step in faith. You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.

 

種まいて、すぐ花咲かず。人生を計画してもなかなかうまく行かない。でも、目標があると少しだけ生きやすく成る。だから、ヘタレは今日も考えて、動いてみるのだ。

最近実は悩んでいた。インターンをするために走り回ってみるものの、自分の理想とする職にはつけずに、塞ぎこんでいた。これは噂の青い鳥症候群なのか。それだったらあまりにもイタすぎる。

 

自分がどこまで戦えるか知るために、全力で思考できる場所に入りたかった。最高の環境に身を置きたかった。そんなことを想い続けていたら、勝手に動き出した僕の指が動き出していた。英語でレジュメをタイプするために。そして、500Startupsの気になる企業のCEOに片っ端からレジュメを出したのだ。「俺ヘタレ、無料で働くエース級だぜ」って。

 

誰も返信なんてしてくれないと思ってた。だって、日本語喋れない語学学校に来たばかりの中国人が日本の商社にインターン出しているみたいなものだもの。

 

しかし、転機が訪れる。11月14日の金曜日にその内の一社から連絡が来た。

Hey HETARE,

Nice to meet you! Let’s meet for 30 min next week @ 500 Startups SF, which is located at 4th & Mission. 

Here’s my availability next week. Early mornings work best.

Looking forward to it.

Best,

BOSS

 Ask, and it will be given to you. ついに降ってきました。僕はアーメンも南無阿弥陀仏も唱えてないけれど、神様本当にありがとう。残り3ヶ月だと考えると、恐らく最初にして最後のチャンスだ。前日に自分の今までの経緯を50倍増くらいにして英語で話せるように準備していった。「俺も起業してたけど君も随分やるもんだね。僕を雇ったらどうだい?」まとめるとこんな感じだ。

当日迎えてくれた彼は、なんと彼は僕と同い年で、Berkeleyのコンピュータ学部を三年間で卒業した神童の一人。落ち着いた雰囲気とインド起源の彫りの深い顔つきからは隙がない。仕事のことを楽しそうに語るときにたまに見せる笑顔があどけない、気さくで礼儀のなったボスだった。

You look really smart. I know you use your brain when you talk with me and answer my questions precisely. Ok. I'll give you a chance to think our marketing plan for expanding our business for 2 weeks. If you are valuable for us, I'll hire you as an internship. Is it good?

待ち望んでいた展開がやってきた。二週間でBerkeleyの神童を唸らさる思考を提案する。面白くなってきた。

 

そして、この日から僕のアメリカ生活が始まった。

 

Even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream.