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HETAREDREAM

夢のあるヘタレが世界で活躍する起業家になるまでの物語

第十話 憂い

仕事が漸く落ち着いたので一息。この2週間、会社のサービスが全国展開に向け、モバイルサイトを刷新していたために、いくら熟しても仕事が尽きなかった。主に行ったことは、Herokuの上に乗ったMongodbで組まれたPythongのControlerとモバイルのView製作。流石ベンチャー、マーケティングから一転、制作側へと回っていたわけです。しかし、そのお陰で、過去の2000Commitを共有してもらえているので、本当にラッキー。とても勉強になる。

 

さて、それでは今日の本題。

本当に特殊スキルは起業する際に必要なのかということ。実は、この一週間只管、悶々と悩みこんでいた。悩むのではなく、考えて答えを出さなければいけないことはわかっていたが、悩んでいた。

以前話したように、シリコンバレーのこの土地は特殊でPhd HolderやEngineer、Designerたちがうじゃうじゃいる。(というかホワイトカラーは皆そうであるがの如く)すると、そういう人たちはオタクじみた人たちが多いから、話題も豊富で大抵掘ると面白い。本当にステキな人達が多いのだ。(もちろん、プログラマーの三大美徳を体現したような人もたくさんいるが笑)

The Three Virtues of a GREAT Programmer

そのような環境下で、奇跡的に入り込めた経営学部未卒の自分が過ごしていると、「果たして自分に特殊技能がなくて、今後一生やっていけるのだろうかと」心配になってくるわけです。(ヘタレなだけに)そして、前回のような3年間程度費やしてリスクヘッジ行うような発想が生まれる。会計士、医者、弁護士、プログラマーのように、専門分野を持っていたほうがいいのだろうかと。

確かに、専門分野を持っていたほうが転んだ時に、痛手が少ない。何故ならばそのスキルをもってまた社会に復帰できるから。でも、今からその分野で一番になれることも恐らくない。きっと向いているなら、すでに着手しているだろうし、8歳の時にMS-DOSでプログラミング書いてましたみたいな人に、今からやって勝てるわけがない。ただ、そんなこと言われても、プログラマーたちと一緒に雰囲気出して働いていると、やはり彼らが格好良く見えた。どうしても羨ましいと。

そんな時、普段こちらでお世話になっているYahoo Japanの取締のお方にたまたまお会いして、ご相談する機会があった。

 

ヘタレ「Sさん、実は今僕専門分野がなくて少し、不安を感じているのですが、どうしたものでしょうか。」

Sさん「ヘタレ君、留学生として500で働いているのは、今まで君だけだよ。失敗なんて考えずに、一つ一つに事業を必ず成功させなさい。」

ヘタレ(。。。。やはり、自分にはその道しか残されていないのか。ただもしも失敗したら本当にどうなるんだろうか?一応聞いてみよう。)

ヘタレ「因みに、Sさん、もしも転んだときはどうなるのでしょうか?」

Sさん「転んだ時のことは考えちゃダメだって。前だけ見て走らなくちゃ。」

ヘタレ(あ、やっぱり転んだら終わりなんだ笑)

 

なんて下りを経た。やはり、起業家は少しイッちゃってる人が多い。何故、普通に働けば1000万円もらえて幸せライフおくれるのにわざわざ起業なんてするの?アホなの?なんて質問が両手に収まらないくらい飛んでくる。でも、ピアノ好きな人がピアノ弾いているのが生き甲斐なように、自分も事業プラン書いて皆をまとめて進むのが好きなのだから仕方がない。プログラム書いてニヤニヤするのも最近とても楽しけれど、やっぱり皆で成果を掴んだ時の喜びは今でも忘れられない。だから、また、立ち上がりたい。例えそれが、合理的に考えたら、イッちゃってる人がする行為だとしても。

 

そんな中で、最後に一言聞いてみた。

ヘタレ「じゃあどうしたらYahooのボスなんてイケてるポジションにつけるのでしょうか?」

Sさん「ヘタレ君、事業を書ける人は、プログラムを書ける人よりも少ないんだよ。成果を出せば必ず市場で評価される。頑張りなさい。」

ヘタレ「イェスサー」

 

大企業からベンチャー企業の上場まで全てを見てきた彼はとても格好良く、きっと数々の試練をくぐり抜けてきたに違いない。その後姿が格好良くて、なんだか肩の荷が下りた。まずは目先の500できちんと成果を出すこと。そして、次のSMSで2015年の社内企業コンテストで優勝し、2016年4月までに利益で1000万円出す事業を立ち上げること。覚悟が更に仮漆で上塗りされて、テカテカ光ってきた。とにかく、いくら辛くても早く事業を回したい。