HETAREDREAM

夢のあるヘタレが世界で活躍する起業家になるまでの物語

story

第十話 憂い

仕事が漸く落ち着いたので一息。この2週間、会社のサービスが全国展開に向け、モバイルサイトを刷新していたために、いくら熟しても仕事が尽きなかった。主に行ったことは、Herokuの上に乗ったMongodbで組まれたPythongのControlerとモバイルのView製作。流…

第九話 何処の何者として闘うのか

会社の夜になっても光は絶えることがない。いくら夜が近づいても、社員全員が帰宅しても、ライトは消えない。僕の社長が必ず最後までデスクトップと向き合っているからだ。 500startupsはオフィスの利用期間は、ピッチアップの成果によって決められる。多く…

第八話 走れ、ヘタレ!

私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ!ヘタレ。私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。ヘタレ、おま…

第七話 転機

Take the first step in faith. You don’t have to see the whole staircase, just take the first step. 種まいて、すぐ花咲かず。人生を計画してもなかなかうまく行かない。でも、目標があると少しだけ生きやすく成る。だから、ヘタレは今日も考えて、動い…

第六話 嵐の後の静けさ

怒涛の一週間だった。何故、この2週間更新出来ていなかったのか。そう、それは今ホームレスだからである。 ホープレスにならなければ、生きていけると思っていた。San Franciscoの家賃は一ヶ月約12万円。2週間宿無しを経験するだけで、なんと6万円ものバッ…

第五話 お前の強みは何だ

昨日、友達の紹介でとても気さくなイケメンに出会った。松潤と綾野剛を足して2で割ったようなやわらかな雰囲気を持つタッキー。どれくらいイケメンかというと、初対面にも関わらず、引っ越しを手伝ってくれるほどのイケてるメンズである。 晩御飯、食事と酒…

第四話 JUST DO IT!!

やると決めたので、やり切る。 こちらでインターンシップ(ボランティア)を見つけるのは予想以上にしんどい。 Computer Science専攻ではない。 アメリカで学位を取得していない。 アジア人のプレゼンスが低い。 上記に上げたのがおおまかな理由。実際、VISAの…

第三話 Butterfly Effect

僕たちは自分たちが考えている以上に、抽象的な世界で生きている。そんなことが、インターン先候補の企業の会社概要を見ていたら、ふと込み上げてきた。就活する際に、業種を見ると、マーケティング、営業、デザイン、システム開発なんて言葉が並んでいる。 …

第二話 Ask, and it will be given to you.

こちら現時刻午前2時49分。眠い。 けれど、毎日書くと決めたから書く。 予定通り、今日は午前中をインターンの受入先企業に申請することに時間を割いた。方法は大きく分けて二つ。知人を通じるか、知人を通じないかである。これ以下、簡単に選択肢を上げてみ…

第一話 世界で戦える起業家に成る

題名に掲げたように、世界で戦える起業家に成る。 世界で起業するためには、英語力が必要だ。 起業するためには、沢山のアイデアが必要だ。 ITで立ち上がるなら、Computer Scienceのスキルが必要だ。 なんて、大人は言うけれど、これらが全て「方法論」であ…